7ヶ月目

涙の波動

25:32

涙の余韻が残っている。

昨日から来ている紀亜に、お正月の出来事を話していた。努めて感情を込めずに、友人に話すという意味ではいつも通りに。

紀亜の目がみるみる赤く潤んできて、それはやがて爆発を起こして、その波動は周囲へと広がっていった。

母の言葉と出来事のインパクトを、どこかの物語のように、客観視していた。

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父に仕事の相談をする。奏くんが果たしていた役割をたくさんのひとで分担している。その中でも父が担ってくれるところは大きい。

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