7ヶ月目 涙の波動 2019-03-072023-08-26by Lei 25:32 涙の余韻が残っている。 昨日から来ている紀亜に、お正月の出来事を話していた。努めて感情を込めずに、友人に話すという意味ではいつも通りに。 紀亜の目がみるみる赤く潤んできて、それはやがて爆発を起こして、その波動は周囲へと広がっていった。 母の言葉と出来事のインパクトを、どこかの物語のように、客観視していた。 . 父に仕事の相談をする。奏くんが果たしていた役割をたくさんのひとで分担している。その中でも父が担ってくれるところは大きい。