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変わらず、忙しい一日だ。
5つのプロジェクトが同時進行している。大きめの規模が3つあり、タイトなデッドラインなものも、局面的にプレッシャーが重いものもあり、クライアントも異なる。これらが同時進行していると、追われている感覚でストレス度が高い。
クライアントが違うということは、抱えているプロジェクトの全体を把握しているのは自分だけということだ。それを唯一共有していた奏くんは、もういない。
一日の終わりに、整体師どーけんに会い施術をしてもらった。
彼の施術では、皮膚の下に流れているもので状態を感じるらしい。そこには2つの軸があり、ひとつは「毒々しい」から「クリア」。もうひとつは、「弱い」から「強い」。
初回は「毒々しい」で「弱い」。彼の死から数週間後くらいだったろうか。「消え入りそうなほどだった」。
2回目は、まだ「毒々しい」が残っていて、でも、「強い」。
そして今回。
「クリア」だし、「中身が詰まっている」。そして「強い」。
「とても状態が良いよ。このくらいになるのは3月くらいかなと思っていたから、想像以上に良くなっている。」
加えて、アドバイスももらった。
「箸置きを使うと良いよ。箸置きから箸を上げて、咀嚼をしている間は箸置きに置く。美しい所作は、無理がないから、体にも良い。すでにゆっくり食べていると思うけれど、よりゆっくり。そうするとご飯がより美味しく感じるから。」
身体を大事にしているなと思う。その想いと行動に、身体はちゃんと応えてくれる。