7:46
朝起きて、着信をチェックして、病院から連絡がなかったことが確認できると安心する。
それでも、ひとりになると、泣きそうになる。
18:31
夕方の面会が終わる。
顔色は少し良くなって来た、と思う。血の気が戻ってきた、という感じ。昨日は全身裸で冷却していたけど、今日は寝間着を来ていたし(まだ冷却はしていたけど)、腕は温かさがあって、手も、昨日のゴムみたいなこわい冷たさではもうなかった。
人工呼吸器の気管チューブの位置が変わっていた。昨日まで気管チューブがあった口元は赤紫になっている。唇には、口内炎が(昨日から)できている。あれだけ強くて風邪も引かない健康な奏くんだったけど、弱っているんだな、と、小さな変化に改めて感じさせられた。
脈拍は128。体温は36度9分。尿の量は昨日の 250/日 から現時点(1日の約1/3が終わったところで)50くらい。同じくらいか、少し減っているか。
もう明後日で1週間になるのだと思うと、…。
今朝、朝起きて、茉奈に作ってもらった朝ごはんを食べた。スコーン一個とサラダ。昨日は「戻った!」と思った食欲も、またどこかへ行ってしまっていた。
というか、自分がすごく疲れていることに気がついた。初日から張っていた緊張の糸が、昨日で1回解けた、ということでもあると思う。
それでも。iPhoneのセットアップをしてちゃんと使えるようにできたことが大きな進歩(自分のが使えなくなって、早5日目…)。使ってないiPhoneを送ってきてくれた Josh と Calvin に、心から感謝だ。
25:49
眠れない。
半分寝てるんじゃ、ってくらい、眠かったのに。
今だって、十分に眠いのに。
夕方の面会後に、W先生が時間を取ってくれて、今日の状態について話してくれた。以下メモ(そのまま)。
- 悪性高熱症
- お昼過ぎに数値は頭打ちになり、筋肉のCP系は15万あったものが2万まで下がった
- このまま正常体温でデータが良くなっていったら、温度管理の機械を外すことが考えられる
- でもやはり、さすがに15万も数値が出れば腎臓に影響が出てくる
- 急性腎不全
- 急性腎不全という言葉が先生の口から初めて出た
- 昨日は1日に250CC、今日は面会時、1日の1/3が過ぎた時点で50くらいだったか
- 腎臓が相当ダメージを受けているけれども、でも色は薄くなってきたし、0になってはいない、途切れてはいない。
- (昨日聞けなかったこと、)やはり色は赤褐色まで行っていた
- 見通しとしては、2週間か3週間で自分の尿が出る、とのことで、目安として3週間で多少改善の兆しがあれば透析治療外せるか
- 脳梗塞
- 今日もCTを取り、昨日から今日にかけて、ほぼ所見は変わっていない
- 右の大脳皮質に小さな脳梗塞
- 右の後ろに小さな網膜下出血
- そして、脳のむくみ、これも変化はない
- 脳外科の先生の見立てでは、強い後遺障害の可能性は低い、とのことだったけど、CTに映らないものや小さくとも致命的な場所で半身不随になったりというケースもあることから、麻酔が切れてみるまでわからない
とにかく数値が下がったことで少し安心した。
明日の夜から、またひとりとスナフィになる。そのことが、とても不安ではあるし、考えると苦しい。今は、本当に茉奈を支えにしている。